大塚正民 法律会計事務所

<〜五冠翁〜大塚正民の広場>
☆弁護士
☆公認会計士
☆ニューヨーク州弁護士
☆アメリカ公認会計士試験合格
☆法学博士(東京大学)

ごあいさつ

こんにちは。大塚正民です。
このたび20年間お世話になったジョーンズ・デイ(アメリカに本部があり、東京を含めて世界に30の事務所を有する法律事務所)を2009年(平成21年)12月31日をもって退職しました。1936年(昭和11年)8月11日生まれの「翁」です。

2010年(平成22年)より「五冠翁大塚正民の広場」を開設し、「法考古学と税考古学」についての私の勉強の成果を発表していきたいと考えています。

個人で法律会計事務所も開設いたしました。
お仕事のご相談等がございましたらお気軽にお問い合わせからまずはメールでご相談ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

五冠翁の名称の由来について

「五冠翁」という名称は、「五冠王」をもじったものです。
日本国の弁護士登録(24歳)、日本国の公認会計士登録(31歳)、ニューヨーク州の弁護士登録(54歳)、アメリカの公認会計士試験合格(57歳)、東京大学から法学博士の授与(71歳)の「五冠」を取得したことで、友人たちから「資格五冠王」ならぬ「資格五冠翁」と冷やかされことから、「王(おう)」だといささかおこがましいので、同じ「おう」の発音の「翁」にしました。「翁」は「おう」とも読みますが、本来は「おきな」と読み、「歳をとった男性」という意味です。


税考古学とは

税考古学(tax archaeology)とは、「税法に関する特定の立法および判決を1つの歴史上の出来事」として理解しようとする学問です。 シンプソン教授が、コモン・ロー上の判例を分析する一つの方法論として提唱した法考古学(legal archaeology)という新しい方法論を税法(ただし、税法の場合、特定の判決だけはなく特定の立法も分析対象となります。)に適用したものです。シンプソン教授は、つぎのように述べています。

「判決文はいくつかの点で過去の人間活動の痕跡に似ている。− 収穫の痕跡、柱の跡穴、防壁の足場、パイプの軸、陶器の破片、貝塚などなどは、考古学者が、発掘、科学的実験、比較、分析などによって、過去を再構築し、理解しようと試みるための素材である。判決文もまた、あたかも古代の遺跡のように取扱う必要がある。考古学者のように、これらの遺跡から法律的解釈論(legal dogmatics)という表土を徐々に振り落としていくのである。そして、外的証拠、つまり、法律図書館にある法律的文献ではない証拠を見つけて、そのような外的証拠に基づいて、これらの判決文を法の発展段階における歴史上の出来事として理解しようと試みるのである。」

私がこれまでに発表したものは、リンク先の「法考古学と税考古学の広場」をご覧下さい。


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